ニチリン化学工業株式会社

事業内容

ニチリン化学工業のCMC

ニチリン化学工業株式会社は、医薬用崩壊剤CMCをはじめとする特殊CMC製造のスペシャリストです。

CMC(カルボキシメチルセルロース)は、天然由来のセルロースを原料とするアニオン系高分子で、医薬品、食品、一般工業用途など、幅広い分野に使用されています。

CMCの製造法は、水媒法と溶媒法に大別されますが、当社では半世紀以上にわたり、独自に改良を重ねた水媒法技術によりCMCを製造しています。

水媒法は、各種の塩を結合したCMCを製造できることが大きな特徴です。また製造工程はすべて水系で行われるため、人と環境にやさしい製法であることも特徴のひとつとなっています。

当社では、この水媒法の特色を生かし、医薬用崩壊剤CMCをはじめ、アンモニウムCMC、酸型CMC、繊維状CMCなどユニークなCMCを提供しています。

ニチリン化学工業の水媒法

主原料は、天然由来のセルロース(パルプ)、水酸化ナトリウム、クロロ酢酸ナトリウムです。

セルロースに水酸化ナトリウムとクロロ酢酸ナトリウムを反応させ、セルロースのOH基にカルボキシメチル基を置換することにより、CMCが得られます。このCMCを硫酸で処理することにより水不溶性の酸型CMCとし、水で精製します。この後、カルシウム、ナトリウム、アンモニアなどを反応させることにより、さまざまなCMC塩類が製造できます。

水媒法で製造されたCMCの特徴は、有機溶剤を使用していないため、残留有機溶媒の心配がありません。また一般的に流動性に富み、作業性の良い粉体になります。

水媒法 反応工程式 構造式